ノーコードサロン NEWS / Studio 最新アップデート

サイトの「成果」が見える。
Studio×GA4連携が大幅進化

Googleアナリティクスのデータが、Studioの中で見られるようになりました。しかも、ボタンのクリック計測までエディタから設定できます。制作者の仕事は、ここからどう変わるでしょうか。

# Studio# GA4連携# 運用改善
のこまる

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まず、ニュースの中身を整理

GoogleアナリティクスとStudioを連携すると、Studioの「アナリティクスダッシュボード」に表示される情報が、GA4で計測したデータに切り替わります。さらに、クリック数を計測する「キーイベント」の設定まで、Studio上で行えるようになりました。

ひとことで作って、公開して、成果を計測して、次の改善につなげる。この流れがStudioの中で完結します。

出典Studio公式アップデート「Webサイトの成果が見える、次の改善につながる。Google アナリティクスとの連携が大幅アップデート。」(2026.07.09)
studio.design/ja/whats-new/ga4-analytics

今回の中身は、大きく2つ

01 エディタでキーイベントを設定できる

計測したいボタンやリンクを選んで名前を付けるだけ。GA4側での複雑な操作が不要になりました。

02 ダッシュボードでGA4のデータを見られる

訪問者数・流入元・コンバージョン数を、Studioの画面上で確認できます。

前提GA4は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツール。訪問数・流入元・デバイス・クリック数などを計測・分析できます。

「キーイベント」を、エディタから設定

キーイベントは、ボタンのクリック数などを計測できるGA4の機能です。これまではGA4側での複雑な操作が必要でしたが、今回からStudioのデザインエディタで完結します。

1

デザインエディタで、計測したいボタンやリンクを選ぶ

トグルや動画ボタンのクリックにも設定できる
2

「キーイベント」として名前を付けて紐づける

作ったキーイベントは、連携中のGA4側にも自動で反映される
3

数字を見て、気になった箇所をそのまま直す

分析画面と編集画面を行き来しなくていい

ダッシュボードでできるようになったこと

  • 訪問者数と、キーイベントで計測したコンバージョン数をまとめて確認「来た数」と「動いた数」が、同じグラフに並ぶ
  • 流入が急増した日にマーカー。ホバーで流入元・通常の何倍かを表示跳ねた理由を、その場で追える
  • サイトを更新した日も、グラフに記録される施策と数字の変化を、同じ画面で重ねて見られる
  • 過去30分を見る「リアルタイム表示」に対応公開直後・キャンペーン直後の反響を確認できる

はじめ方すでにGA4を連携中なら、ダッシュボードでGoogleアカウントを認証するだけ。これまで計測してきたデータが、そのまま表示されます。

SECTION 01

なぜこれが効くのか

これまでの制作現場を思い出してみる

作る場所と、数字を見る場所が離れていた

サイトはStudioで作る。数字はGA4で見る。当たり前のようですが、この「別のツールを開く」という一手間が、実は改善が止まる最大の理由でした。

Studioで作るGA4で見る同じ画面で、見て直す

「GA4、正直あまり開いていない

  • 入れたけど、見ていない納品時に設定はした。でも、その後は誰も開いていない
  • 開いても、どこを見ればいいのか分からない項目が多く、Web解析の前提知識がないと迷子になる
  • クライアントには、もっと分からない「見てください」と渡しても、実際には見られない

つまりデータは取れていたのに、誰も使っていなかった。

クリック計測は、「難しそう」で止まっていた

「このCTAボタン、何回押されてるんだろう」——気になっても、計測の設定はGA4側の作業。手間と難易度がハードルになって、やらないままになりがちでした。

CASE A 訪問者数しか見ていない

PVは分かるが、サイトの中で何が起きたかは分からない。

CASE B 感覚で改善してしまう

「ここが良さそう」で直す。良くなったのかも分からない。

SECTION 02

制作者にとって、何が変わる?

実務目線で、5つ挙げます

「見る」と「直す」が、同じ画面でつながる

数字を確かめて、気になった箇所をそのままエディタで修正できる。分析 → 改善のあいだにあった距離が、ほぼゼロになりました。改善が続くかどうかは、だいたいこの距離で決まります。

GA4を開く → 読む → Studioを開く → 直す見て、直す

提案が、「好み」から「数字」に変わる

「このほうが良いと思います」ではなく、「このボタンは月◯回押されていて、こちらは◯回です」と言える。デザインの議論が、感想の言い合いから抜けます。

これまで

主観と主観のぶつかり合い。声の大きい人の意見が通る。

これから

数字を挟んで話せる。合意が早く、修正の理由も残る。

更新日が記録される=効果を証明できる

サイトを更新した日がグラフに残るため、「この改修のあと、数字がこう動いた」を同じ画面で示せます。これは制作者にとって、自分の仕事の価値を可視化できるということです。

ここ大事改善提案が通らない理由の多くは、前回の施策の効果を説明できていないから。効果が見えると、次の予算が付きます。

キーイベント設計が、納品物になる

どのボタンを計測対象にするか——これは「このサイトの成功を、何で測るか」を決める作業です。デザインの前段にある、上流の仕事。ここを提案できる制作者は、単価の話がしやすくなります。

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ゴールそのもの。まず最初に置く。

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店舗・toB系では、実は本命になることも。

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検討段階の見込み客の動きが見える。

リアルタイム表示は、「一緒に見る」ための機能

過去30分のアクセスが見えるということは、公開の瞬間をクライアントと一緒に確認できるということ。キャンペーン公開直後の反響が、その場で分かります。

使い方の提案公開日にオンラインでつないで、数字が動くところを一緒に見る。「納品」を、報告ではなく体験にできます。

SECTION 03

使う前に押さえる条件

できること・できないことを分けて見る

連携は、有料プランのプロジェクトが対象

GoogleアナリティクスとStudioの連携は、有料プランを契約中のプロジェクトで利用できます。連携していない場合は、これまで通りStudio独自の計測による基本的なデータ(Visitor数など)が表示されます。

連携あり GA4のデータに切り替わる

訪問者数・流入元・コンバージョン数まで確認できる。

連携なし Studio Analyticsのまま

Studio独自計測の基本データが、これまで通り表示される。

元に戻せる。でも、GA4の完全な代わりではない

連携後もStudio独自の計測は動き続けており、Googleアカウントの認証を解除すれば、Studio Analyticsの表示に戻せます。ただし、キーイベントの設定数には上限があるなど、細かい条件はヘルプ記事の確認が必要です。

Studio上でできること

  • 訪問者数・流入元・コンバージョン数の確認
  • キーイベントの作成・設定(GA4側にも自動反映)
  • 急増マーカー・更新日の記録・リアルタイム表示

押さえておくこと

  • 連携は有料プラン契約中のプロジェクトが対象
  • キーイベントの設定数には上限がある
  • 踏み込んだ分析は、引き続きGA4側で行う
補足詳しい設定方法・上限などは、Studio公式ヘルプ「アナリティクス:Google AnalyticsのデータをStudioで確認する」「Apps連携:Google Analytics(GA)を連携する」をご確認ください。
SECTION 04

これからの制作者に求められるもの

今日いちばん伝えたいところです

「作る人」から、
「数字で改善を回す人」へ

Studio公式も、これからも「Webサイトの構築だけでなく運用改善までを支える」と書いています。ツールが運用改善に寄っているということは、制作者に求められる価値もそこへ移っていくということです。

かっこいいサイトを納品する成果が出るまで並走する

明日からできることは3つ

1

作る前に「何を成功とするか」を決める

キーイベントの設計は、デザインより先。ゴールが決まると構成も決まる
2

連携とキーイベント設定を、納品作業に含める

「測れる状態」で渡す。あとから設定する案件は、たいてい設定されない
3

月に一度、数字を見る日を決めて約束する

見る日が決まっていないものは、見られない。運用は仕組みで回す

数字は、この形に翻訳して渡す

クライアントに必要なのは数値そのものではなく、次にやることが決まる言葉です。Studio公式もこう例示しています。

  • 「検索から来る人が多いから、記事を増やそう」流入元 → コンテンツ投資の判断につながる
  • 「スマートフォンの訪問が多いから、スマホでの見え方を整えよう」デバイス → 改修の優先順位が決まる
  • 「このボタンは押されていないから、位置と文言を変えよう」キーイベント → 具体的な修正内容まで落ちる

ポイント訪問者の姿が分かると、改善の方向性を"議論"ではなく"判断"で決められます。

ここは、お金をもらっていい仕事

計測設計も、月次のレポートと改善提案も、クライアントの成果に直結する価値のある作業です。制作費とは別に、堂々と項目として立てましょう。

初期 計測設計・連携設定

キーイベントの定義とGA4連携を、納品前に完了させる。

月次 レポート+改善提案

数字を見て、次にやることを1〜2個に絞って提示する。

都度 改善の実装

提案が通ったものを、そのままエディタで反映する。

SECTION 05

まとめ:計測できる人が、強い

今日の話を、ぎゅっとまとめます

今日の要点は5つ

1

GA4と連携すると、Studioのダッシュボードに計測データが表示される

2

ボタンのクリック計測(キーイベント)を、エディタから設定できる

3

急増マーカー・更新日の記録・リアルタイム表示で、効果を追える

4

連携は有料プランが対象。未連携ならStudio独自計測のまま

5

「何を成功とするか」を決められる制作者が、これから強い

作れる人はたくさん。
成果を語れる人は、まだ少ない

きれいなサイトを作れる人は、もうたくさんいます。でも、「このサイトはうまくいっているのか」を数字で語れる人は、まだ多くありません。分析のハードルが下がった今こそ、差がつくポイントです。

問い次の案件から、計測設計まで提案してみませんか。

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作って終わり、から。
測って直す、へ。

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